
夜中に鼻がつまって眠れない経験って、本当につらいですよね。
横になると余計に息苦しくなって、何度も寝返りを打ったり、起き上がったりして、結局ほとんど眠れないまま朝を迎えてしまうこともあるかもしれませんね。
風邪や花粉症、アレルギー性鼻炎などで鼻づまりになると、睡眠の質が大きく低下してしまいます。
この記事では、鼻づまりで寝れないときに今すぐ試せる即効性のある解消法や、予防のための生活習慣について、耳鼻咽喉科クリニックの医師監修情報をもとに詳しくご紹介しますね。
お子さんの鼻づまり対策も含めて、きっと今夜から役立つ情報が見つかると思いますよ。
鼻づまりで寝れないときの即効解消法

鼻づまりで寝れない夜は、鼻を温める、寝る姿勢を工夫する、部屋を加湿するという3つの基本対策が効果的なんですね。
これらは耳鼻咽喉科の専門医も推奨する方法で、自宅で今すぐ実践できるものばかりです。
夜間は鼻の粘膜がむくみやすく、粘液も溜まりやすいため、日中よりも鼻づまりが悪化しやすい傾向があります。
でも、適切な対処をすることで、その場で呼吸が楽になることも多いんですよ。
なぜ夜になると鼻づまりがひどくなるのか
横になることで鼻の血流が増える
横になると、重力の影響で頭部への血流が増加するんですね。
すると、鼻の粘膜にも血液が集まりやすくなり、粘膜がむくんで鼻腔が狭くなってしまいます。
これが、寝ているときに鼻づまりがひどくなる主な原因の一つなんです。
日中立っているときは問題なかったのに、寝た途端に息苦しくなるのは、こういった理由があるからなんですね。
夜間の副交感神経優位な状態
夜になると、私たちの体はリラックスモードの副交感神経が優位になります。
副交感神経が働くと、鼻の粘膜が腫れやすく、鼻水の分泌も増えるため、鼻づまりが悪化しやすいんですね。
これは体の自然な反応なのですが、風邪や花粉症などで鼻が敏感になっているときは、この影響がより強く出てしまうんです。
部屋の乾燥と温度変化
夜間は暖房を止めたり、外気温が下がったりすることで、部屋の湿度が低下しやすくなりますよね。
乾燥した空気は鼻の粘膜を刺激し、炎症を悪化させてしまいます。
また、粘液が固まりやすくなることで、鼻の通りがさらに悪くなってしまうんですね。
特に冬場やエアコンを使う季節は、この乾燥の影響を受けやすいかもしれません。
今すぐできる鼻づまり解消法【具体例】
蒸しタオルで鼻を温める方法
蒸しタオルで鼻を温めるのは、最も手軽で効果的な方法の一つなんですね。
濡らしたタオルを電子レンジで約1分間加熱し、適度な温度になったら鼻に当てるだけです。
温めることで鼻の血流が改善され、粘膜のむくみが軽減されるんですよ。
ただし、やけどには十分注意してくださいね。
タオルを当てる前に手首などで温度を確認することをおすすめします。
蒸しタオルの具体的な手順
- フェイスタオルを水で濡らして軽く絞る
- 電子レンジ(500〜600W)で約1分加熱する
- 熱すぎないか確認してから鼻の上に乗せる
- 5〜10分程度そのまま温める
- 冷めてきたら再度温めて繰り返す
この方法は寝る直前に行うと、そのまま楽な呼吸で眠りにつける可能性が高まりますよ。
寝る姿勢を工夫する方法
寝るときの姿勢を少し変えるだけでも、鼻の通りが改善されることがあるんですね。
上半身を高くすることで、鼻への血流が適度に抑えられ、粘膜のむくみが軽減されます。
クッションや枕を使って、上半身全体を10〜15度程度高くするのが効果的ですよ。
詰まっている鼻を上向きにする
片方だけ鼻がつまっている場合は、詰まっている側の鼻が上になるように横向きで寝ると良いんです。
例えば右の鼻がつまっているなら、左側を下にして寝るということですね。
この方法は意外と効果があって、数分で鼻の通りが変わることもあるんですよ。
試してみる価値は十分にあると思います。
完全に横にならない工夫
どうしても鼻づまりがひどいときは、リクライニングチェアやソファで少し起きた状態で休むのも一つの方法です。
完全に横にならないことで、鼻への血流が抑えられ、呼吸が楽になることがありますよ。
応急処置として覚えておくと便利かもしれませんね。
鼻うがいで直接洗浄する方法
鼻うがいは、鼻の中にたまった粘液や膿を直接洗い流せる方法なんですね。
生理食塩水や市販の鼻洗浄キットを使って、寝る前に行うと効果的です。
最初は少し慣れが必要かもしれませんが、慣れてしまえば非常に快適になりますよ。
鼻うがいの正しいやり方
- 生理食塩水を準備する(水1リットルに塩9g、または市販品を使用)
- 人肌程度の温度に温める
- 洗面台で前かがみになる
- 片方の鼻から食塩水を注ぎ、もう片方の鼻から出す
- 「あー」と声を出しながら行うと喉に流れにくい
鼻うがいをした後は、優しく鼻をかんで残った水分を出してくださいね。
副鼻腔炎や花粉症の方には特に効果的だと言われています。
部屋の環境を整える方法
室内の湿度を適切に保つことも、とても重要なんですね。
理想的な湿度は40〜60%とされています。
加湿器を使うのが最も手軽ですが、濡れタオルを室内に干したり、コップに水を入れて置いたりするだけでも効果はありますよ。
加湿器の効果的な使い方
加湿器は寝室に置いて、就寝の1〜2時間前からつけておくと良いですね。
ただし、加湿しすぎるとカビやダニの原因になるので、湿度計でチェックするのがおすすめです。
また、定期的に加湿器の掃除をすることも忘れないでくださいね。
簡単な体操やツボ押しで解消する方法
体を動かすことで交感神経が刺激され、鼻の通りが良くなることがあるんです。
寝る前にできる簡単な方法をいくつかご紹介しますね。
脇にボールを挟む体操
詰まっている鼻とは反対側の脇に、テニスボールやペットボトルを挟んで20秒ほど圧迫します。
例えば右の鼻がつまっているなら、左の脇に挟むということですね。
これだけで鼻の通りが改善されることがあるんですよ。
両腕を後ろに伸ばす体操
立った状態で両腕を後ろに伸ばし、胸を張って20〜30秒キープします。
これで交感神経が刺激され、鼻粘膜の血管が収縮して通りが良くなるんですね。
簡単にできるので、ぜひ試してみてください。
迎香(げいこう)のツボを押す
小鼻の両脇にある「迎香」というツボを、人差し指で優しく押すのも効果的です。
3〜5秒押して離すを数回繰り返してみてください。
鼻づまりに効くツボとして昔から知られているんですよ。
水分をしっかり摂る
意外と見落としがちなのが、水分補給なんですね。
水分が不足すると、鼻の粘液が固くなって詰まりやすくなってしまいます。
温かいお茶や白湯を飲むことで、体も温まり、粘液も柔らかくなるので、一石二鳥なんですよ。
寝る前にコップ1杯の温かい飲み物を飲む習慣をつけると良いかもしれませんね。
お子さんの鼻づまり対策
子供特有の注意点
お子さんの鼻づまりは、大人よりも睡眠への影響が大きいことがあるんですね。
夜泣きや不機嫌の原因になることも多いので、早めの対処が大切です。
ただし、大人と同じ方法が使えない場合もあるので、注意が必要ですよ。
鼻吸い器で鼻水を取る
小さなお子さんは自分で鼻をかむことが難しいので、鼻吸い器の使用がおすすめです。
市販の電動鼻吸い器や、口で吸うタイプのものなど、様々な種類があります。
寝る前に鼻水をしっかり取ってあげることで、夜間の呼吸が楽になるんですね。
首・手首・足首を温める
「三つの首」を温めることで、全身の血行が良くなり、鼻づまりの改善につながることがあります。
お子さん用のネックウォーマーやレッグウォーマーを使ったり、温かいパジャマを着せてあげたりすると良いですよ。
寝る前のお風呂でしっかり体を温めることも効果的ですね。
市販の点鼻薬は慎重に
お子さんに市販の点鼻薬を使う場合は、必ず子供用のものを選び、用法・用量を守ってくださいね。
長期間使い続けると、かえって鼻づまりが悪化する「薬剤性鼻炎」になることもあるので注意が必要です。
症状が続く場合は、小児科や耳鼻咽喉科を受診することをおすすめします。
こんなときは病院へ行くべきサイン
症状が1週間以上続く場合
家庭でできる対策を試しても、鼻づまりが1週間以上続くようなら、何か別の原因があるかもしれませんね。
副鼻腔炎や慢性的なアレルギー性鼻炎の可能性もあります。
早めに耳鼻咽喉科を受診することで、適切な治療を受けられますよ。
片側だけがずっとつまっている
片側の鼻だけがずっとつまっている場合は、鼻茸(鼻ポリープ)や鼻中隔の曲がりなど、構造的な問題がある可能性があるんですね。
このような場合は、専門医の診察が必要になります。
発熱や顔面痛を伴う場合
鼻づまりとともに発熱があったり、顔面(特に頬や額)に痛みがある場合は、急性副鼻腔炎の可能性が高いです。
この場合は抗生物質などの治療が必要になることがあるので、すぐに医療機関を受診してくださいね。
いびきや睡眠時無呼吸の症状がある
鼻づまりによって大きないびきをかくようになったり、睡眠中に呼吸が止まるような症状があったりする場合は要注意です。
睡眠時無呼吸症候群につながる可能性もあるので、専門医に相談することをおすすめします。
鼻づまりの予防と日常生活での注意点
アレルゲンを避ける工夫
花粉症やハウスダストアレルギーの方は、原因物質を避けることが何より大切ですよね。
こまめな掃除、空気清浄機の使用、布団の天日干しや布団乾燥機の活用など、日々の工夫が予防につながります。
寝室は特に清潔に保つようにしたいですね。
規則正しい生活習慣
睡眠不足やストレスは免疫力を低下させ、鼻炎を悪化させることがあるんです。
できるだけ規則正しい生活を心がけ、十分な睡眠時間を確保することが大切ですよ。
バランスの良い食事や適度な運動も、体の抵抗力を高めるために重要なんですね。
鼻を強くかみすぎない
鼻が詰まっているとつい強くかんでしまいがちですが、これは鼻の粘膜を傷つけたり、炎症を悪化させたりする原因になります。
片方ずつ優しくかむようにして、無理に出そうとしないことが大切ですよ。
まとめ:鼻づまりで寝れない夜にできること
鼻づまりで寝れない夜は、本当につらいものですよね。
でも、今回ご紹介した方法を試していただければ、多くの場合は症状を和らげることができるんです。
蒸しタオルで鼻を温める、寝る姿勢を工夫する、部屋を加湿するという3つの基本対策は、特に即効性が高いのでおすすめですよ。
また、鼻うがいや簡単な体操、ツボ押しなども、組み合わせることでより効果的になります。
お子さんの場合は、鼻吸い器や三つの首を温める方法が特に有効なんですね。
ただし、症状が長引いたり、発熱や顔面痛を伴ったりする場合は、早めに医療機関を受診することが大切です。
鼻づまりは放っておくと睡眠の質を大きく低下させ、日中のパフォーマンスにも影響してしまいますからね。
今夜から快適な睡眠を取り戻しましょう
鼻づまりで眠れない夜は、本当に長く感じてしまいますよね。
でも、適切な対処法を知っていれば、きっと楽に眠れるようになりますよ。
まずは今夜、蒸しタオルを準備して、寝る姿勢を少し工夫してみてください。
それだけでも、いつもより呼吸が楽になるかもしれませんね。
加湿器をお持ちでない方は、濡れタオルを干すだけでも効果はあります。
小さな一歩から始めて、自分に合った方法を見つけていってくださいね。
毎日ぐっすり眠れるようになると、朝の目覚めも気分も変わってきますよ。
あなたが快適な睡眠を取り戻せることを、心から願っています。