膝をコンクリートにぶつけたら?【知恵袋】

膝をコンクリートにぶつけたら?【知恵袋】

階段でつまずいてコンクリートに膝をぶつけてしまった、転んで膝を強打してしまったという経験、きっと多くの方がお持ちなんじゃないでしょうか。

その瞬間の痛みもさることながら、「これって大丈夫なのかな?」「病院に行った方がいいのかな?」って不安になりますよね。

膝をぶつけた後、どんな症状に気をつければいいのか、どのタイミングで病院に行くべきなのか、わからないことだらけで心配になってしまうお気持ち、本当によくわかります。

この記事では、膝をコンクリートにぶつけた時に起こりうる症状や、痛みの種類による見分け方、そして適切な対処法について詳しくお伝えしていきますね。

読み終わる頃には、今のあなたの状態が心配すべきものなのか、それとも自宅でのケアで様子を見ていいものなのか、きっと判断できるようになっていると思いますよ。

膝をコンクリートにぶつけたら、まず打撲を疑いましょう

膝をコンクリートにぶつけたら、まず打撲を疑いましょう

膝をコンクリートにぶつけた場合、最も多いのは打撲(うちみ)です。

打撲というのは、皮膚の下にある軟部組織が損傷を受けて、腫れや内出血(あざ)が起こる状態なんですね。

多くの場合、打撲であれば時間とともに自然に治っていきますので、過度に心配する必要はないかもしれません。

ただし、強い衝撃を受けた場合は、靭帯損傷や半月板損傷、さらには骨折などのより重篤な怪我が隠れている可能性もあるんです。

ですから、「ただの打撲だろう」と決めつけずに、痛みや腫れの様子をしっかり観察することが大切なんですね。

軽い打撲なら2〜3日で改善傾向が見られますが、症状が続く場合や悪化する場合は必ず医療機関を受診してください。

なぜ膝をぶつけると様々な症状が出るのでしょうか

膝は複雑な構造をしているから

膝をぶつけた時に様々な症状が出る理由、それは膝の構造の複雑さにあるんですね。

膝というのは、骨、靭帯、半月板、軟骨、筋肉など、たくさんの組織が集まってできている関節なんです。

コンクリートのような硬いものにぶつけると、表面の皮膚だけでなく、その下にあるこれらの組織にも衝撃が伝わってしまうんですね。

ですから、ぶつけた強さや角度、そして当たった場所によって、損傷する部位が変わってくるわけなんです。

痛みの種類で損傷部位がわかります

実は、痛みの種類によって、どこが損傷しているのかある程度わかることもあるんですよ。

ズキズキする鋭い痛みは、内出血や炎症が主な原因とされています。

一方で、じんわりと続く鈍い痛みは、関節内部の軟骨や滑膜の炎症を示唆しているかもしれませんね。

また、特定の動作をした時だけ痛む場合は、靭帯や半月板に問題がある可能性もあるんです。

このように、痛みの質や出方によって、体が「ここが傷ついているよ」と教えてくれているんですね。

時間経過で症状が変わることもあります

膝をぶつけた時、実は面白いことに、ぶつけた直後よりも時間が経ってから痛みが強くなることもあるんです。

これはどういうことかというと、内出血や炎症が時間とともに進行するためなんですね。

ぶつけた直後は「あれ、意外と痛くないかも」と思っても、数時間後、あるいは翌日になって「あれ、なんだか痛みが増してきた…」という経験、きっとある方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。

ですから、ぶつけた直後に痛みが少なくても油断せず、2〜3日は経過を観察することが大切なんです。

骨挫傷という見えない怪我もあります

最近の医学では、レントゲンで異常が見られなくても痛みが続く原因として、「骨挫傷(こつざしょう)」という状態があることがわかってきたんですね。

これは骨が折れているわけではなく、骨の内部(骨髄)に浮腫や微小な出血、炎症が起こった状態なんです。

レントゲンでは映らないため、「骨には異常ありません」と言われても痛みが続く場合は、もしかしたらこの骨挫傷かもしれませんね。

こういった場合は、MRI検査などでより詳しく調べる必要があることもあるんですよ。

具体的にどんな症状に注意すべきか見ていきましょう

打撲の典型的な症状

まず、最も多い打撲の症状から見ていきましょう。

打撲の場合、打った直後から腫れが生じて、数日で改善傾向を示すことが多いです。

痛みもぶつけた部分を中心に広がり、触ると痛いという状態が続きますね。

内出血が起こると、数日後に青あざや黄色っぽいあざができることもあるんです。

  • ぶつけた部分を中心とした痛み
  • 触ると痛む圧痛
  • 腫れと内出血(あざ)
  • 軽い場合は歩行可能
  • 2〜3日で徐々に改善する傾向

軽い打撲であれば、普通に歩けることがほとんどですので、まずは安静にして様子を見るのが良いかもしれませんね。

靭帯損傷を疑うべき症状

次に、ちょっと心配な靭帯損傷の症状についてお話ししますね。

膝がグラグラするような不安定感(膝崩れ)を感じたり、歩行時や階段の上り下りで膝が「ガクッ」と崩れる感覚がある場合は、靭帯損傷の可能性が高いとされています。

受傷した時に「ブチッ」という断裂音を感じることもあるそうなんです。

想像するだけでちょっと怖いですよね。

  • 膝のグラグラ感や不安定感
  • 膝崩れ(歩いていて突然膝が崩れる)
  • 受傷時の「ブチッ」という音
  • 時間とともに強くなる腫れ
  • 膝全体が腫れることもある

靭帯損傷の場合、打撲とは違って、時間とともに腫れが強くなることが特徴なんですね。

膝全体が腫れてパンパンになることもありますので、そういった症状が見られたら早めに整形外科を受診した方が良いでしょう。

半月板損傷の特徴的なサイン

半月板損傷というのは、膝の中にあるクッションの役割をする軟骨が傷つく怪我なんです。

これにも特徴的な症状があるんですよ。

曲げ伸ばし時の引っかかり感や痛み、膝が動かなくなる「ロッキング」現象、「ゴリゴリ」という音が特徴とされています。

特定の角度で激痛が走る場合は、特に注意が必要かもしれませんね。

  • 膝の曲げ伸ばしでの引っかかり感
  • 特定の角度での激痛
  • ロッキング現象(膝が動かなくなる)
  • 膝を動かすとゴリゴリ音がする
  • 階段の上り下りが特に辛い

半月板損傷は、放置すると膝の変形や慢性的な痛みの原因になることもあるそうなんです。

ですから、こういった症状がある場合は、早めに専門医に診てもらうことをおすすめしますね。

関節内血腫の危険なサイン

関節内血腫というのは、関節の中に血液が溜まってしまう状態なんです。

これはかなり症状が強く出るので、気づきやすいかもしれません。

強い腫れと痛みを引き起こし、膝がパンパンに腫れて曲げ伸ばしが困難になるのが特徴です。

  • 膝がパンパンに腫れる
  • 激しい痛み
  • 膝の曲げ伸ばしがほとんどできない
  • 膝が熱を持つ
  • 触れただけでも強い痛みがある

このような症状が出た場合は、すぐに医療機関を受診してください。

関節内の血液を抜く処置が必要になることもあるそうなんですよ。

骨折を疑うべき重篤な症状

最後に、最も深刻な骨折の症状についてお伝えしますね。

激しい痛みと腫れ、明らかな変形、起立や歩行が不可能になるなど、重篤な症状が現れた場合は直ちに医療機関での治療が必要です。

  • 我慢できないほどの激痛
  • 膝の明らかな変形
  • 立つことも歩くこともできない
  • 急速に進む腫れ
  • 安静時でも激しく痛む

こういった症状がある場合は、無理に動かそうとせず、すぐに救急車を呼ぶか、誰かに病院まで連れて行ってもらってくださいね。

骨折の場合、適切な処置が遅れると治療が長引いたり、後遺症が残ったりする可能性もあるそうですから、早めの対応が本当に大切なんです。

こんな時は迷わず病院へ行きましょう

安静にしていても痛みが続く場合

安静時でも続く激しい痛みがある場合は、単なる打撲ではない可能性が高いんですね。

何もしていなくても痛い、横になっていても痛いという状態は、骨折や重度の靭帯損傷、関節内血腫などを示唆しているかもしれません。

「そのうち治るだろう」と我慢せずに、整形外科を受診することをおすすめしますよ。

日に日に痛みや腫れが強くなる場合

膝をぶつけて数日経っているのに、痛みや腫れが引くどころか、むしろ強くなっていく…そんな時は要注意なんです。

打撲であれば2〜3日で改善傾向を示すはずなのに、悪化していくということは、より深刻な損傷が隠れている可能性があるんですね。

感染などの合併症が起こっている可能性もゼロではありませんので、早めの受診が安心ですよ。

膝の動きに異常を感じる場合

膝がグラグラする、特定の角度で引っかかる、ロッキング現象が起こる、といった動きの異常がある場合も、専門医の診察が必要なんです。

これらは靭帯や半月板の損傷を示唆する症状とされていますので、放置すると膝の機能に長期的な影響が出る可能性もあるんですよ。

「ちょっと変な感じがするけど、歩けるから大丈夫」と思わずに、早めにチェックしてもらうことが大切なんですね。

2〜3日経っても症状が改善しない場合

軽い打撲の場合、2〜3日経過を見ることは問題ありませんが、その期間を過ぎても症状が軽快しない場合は受診が推奨されているんです。

痛みが変わらない、腫れが引かない、歩くのがまだ辛いという状態が続くなら、骨挫傷などの見えない怪我があるかもしれません。

レントゲンやMRIなどの画像検査で、より詳しく調べてもらうことで、適切な治療につながりますよ。

まとめ:症状をよく観察して適切に対処しましょう

膝をコンクリートにぶつけた場合、多くは打撲で時間とともに治っていきますが、症状によっては靭帯損傷や半月板損傷、骨折などの重篤な怪我が隠れている可能性もあるんですね。

痛みの種類(ズキズキする鋭い痛みか、じんわり続く鈍い痛みか)や、腫れの程度、膝の動きの異常などをよく観察することが大切です。

特に、安静時でも激しく痛む、日に日に症状が悪化する、膝がグラグラする、ロッキング現象がある、といった症状がある場合は、迷わず整形外科を受診してください。

軽い打撲であれば、2〜3日の経過観察で改善傾向が見られるはずですが、それを過ぎても症状が続く場合も受診をおすすめしますよ。

レントゲンでは映らない骨挫傷という状態もありますので、「骨には異常なし」と言われても痛みが続く場合は、さらに詳しい検査を相談してみるのも良いかもしれませんね。

あなたの膝、大切にしてあげてくださいね

膝をぶつけてしまって、この記事を読んでくださっているあなたへ。

今、痛みや腫れで不安な気持ちでいっぱいかもしれませんね。

でも大丈夫、ほとんどの場合は適切なケアと時間で良くなっていきますから、あまり心配しすぎないでくださいね。

ただ、もし少しでも「これは普通じゃないかも」と感じたら、躊躇せずに医療機関を受診してください。

「こんなことで病院に行っていいのかな」なんて心配する必要はありませんよ。

専門医に診てもらうことで、安心できますし、もし何か問題があっても早期に適切な治療を受けられますからね。

膝は私たちの日常生活でとても大切な関節です。

歩くこと、立つこと、階段を上ること、すべてに膝が関わっていますよね。

だからこそ、今しっかりとケアしてあげることが、将来のあなたの生活の質を守ることにつながるんです。

無理せず、自分の体の声に耳を傾けて、必要なら助けを求める勇気を持ってくださいね。

あなたの膝が早く良くなって、また元気に歩けるようになることを心から願っていますよ。