赤ちゃん太もものしわの数が違うのは大丈夫?【知恵袋】

赤ちゃんのおむつ替えをしているとき、太もものしわをふと見て「あれ?左右でしわの数が違う気がする…」って思ったこと、ありませんか?

むちむちとした可愛い太ももだけど、よく見ると片方は2本なのにもう片方は3本あったり、深さが違ったりすると、何か問題があるのかなって不安になってしまいますよね。

実は、このような心配を抱えているママさんやパパさんはとても多いんですね。

この記事では、赤ちゃんの太もものしわの数が違うことについて、どうして違いが出るのか、いつ心配すべきなのか、そして安心できるポイントまで、医療機関の信頼できる情報をもとに詳しくご紹介していきます。

読み終わる頃には、きっと今の不安が少し軽くなって、赤ちゃんの成長を前向きに見守れるようになるはずですよ。

赤ちゃんの太もものしわの数が違うのは、ほとんどの場合心配いりません

まず結論からお伝えすると、赤ちゃんの太もものしわの数が左右で違っていても、ほとんどの場合は正常で心配する必要はありません

実際に、整形外科医の報告によれば、太もものしわの左右差で受診する赤ちゃんの9割以上が正常だったとされているんですね。

健康な赤ちゃんでも、太ももの付け根付近には通常2〜3本のしわがあって、それが完全に左右対称でないのが普通なんです。

むしろ、完全に左右対称の赤ちゃんの方が珍しいくらいかもしれませんね。

多くの場合、しわの数の違いは肉付きの差や筋肉・脂肪のつき方の個性によるもので、赤ちゃんの体の自然な特徴の一つなんですよ。

ただし、太もものしわの左右差は、乳児健診で先天性股関節脱臼(発育性股関節形成不全)のスクリーニング項目の一つとしてチェックされているのも事実です。

でも安心してくださいね。

しわの数が違うだけでは診断がつくわけではなく、他の兆候と合わせて総合的に判断されるんです。

なぜ太もものしわの数が左右で違うのか?

それでは、どうして赤ちゃんの太もものしわの数が左右で違ってくるのでしょうか?

その理由について、詳しく見ていきましょう。

肉付きや脂肪のつき方の違い

赤ちゃんの太もものしわの数が違う最も一般的な理由は、肉付きや脂肪のつき方が左右で少し違うからなんですね。

私たち大人でも、左右の腕や足が完全に同じ太さではないですよね?

それと同じように、赤ちゃんも左右の太ももの肉付きに微妙な差があるのが自然なことなんです。

特に、膝に近い部分のしわの数の違いは、筋肉や脂肪のつき方の個性によるものがほとんどで、心配いらないケースがほとんどとされています。

むちむちとした赤ちゃんの太ももは、脂肪がたくさんついているからこそ、しわもたくさんできるんですね。

そして、その脂肪のつき方が左右で少し違うだけで、しわの数や深さ、位置が変わってくるんです。

抱っこや授乳の姿勢の影響

実は、日常的な抱っこや授乳の姿勢も、太もものしわの見え方に影響することがあるんですよ。

例えば、いつも同じ方向で抱っこしたり、決まった向きで授乳していたりすると、赤ちゃんの筋肉の発達に左右差が生じることがあります。

これによって、太もものしわの見え方が変わってくる可能性があるんですね。

向き癖がある赤ちゃんも、体の使い方に左右差が出やすいかもしれません。

でもこれは、赤ちゃんが成長していく中で自然に改善されていくことが多いので、過度に心配する必要はありませんよ。

見る角度や姿勢による錯覚

意外と多いのが、見る角度や赤ちゃんの姿勢によってしわの数が違って見えるというケースなんです。

赤ちゃんの足の曲げ具合や体の向き、光の当たり方によって、しわの見え方は大きく変わってきます。

ですから、もししわの数が気になるときは、同じ姿勢(足を軽く曲げた状態)で左右を比較することが大切なんですね。

おむつ替えのたびに違う姿勢で見ていると、「今日は違う気がする…」って不安になってしまうかもしれませんが、それは姿勢の違いが原因かもしれませんよ。

医学的に注意が必要な場合もある

ここまで「心配いらない」というお話をしてきましたが、実は注意が必要なケースもあるんです。

特に気をつけたいのは、太ももの付け根近くで片側に深い追加のしわ(1本多い)がある場合や、しわの位置が数センチずれている場合なんですね。

これらは、先天性股関節脱臼(発育性股関節形成不全)の可能性を示唆することがあるため、医療機関でのチェックが推奨されています。

でも安心してくださいね。

健診で指摘されて精密検査を受けた赤ちゃんの85〜90%は、結果的に異常なしとされているんです。

つまり、しわの左右差があっても、最終的には問題がないケースがほとんどということなんですね。

具体的にどんなケースがあるの?心配の度合い別に見てみましょう

それでは、実際にどのようなケースがあるのか、心配の度合い別に具体例を見ていきましょう。

これを読めば、ご自身の赤ちゃんの状況がどのくらいの心配度なのか、判断しやすくなるかもしれませんね。

ケース1:膝に近い部分のしわの数が1本違う【心配度:低】

例えば、右足の膝近くには2本のしわがあるけれど、左足には3本ある、というようなケースです。

この場合、ほとんど心配する必要はありません

膝に近い部分のしわの数の違いは、筋肉や脂肪のつき方の個性によるものが多く、医学的に問題になることはほとんどないんですね。

むしろ、「うちの子のチャームポイント」くらいに思っていただいて大丈夫ですよ。

ただ、どうしても気になる場合は、次の健診のときに医師に相談してみるのもいいかもしれませんね。

きっと「大丈夫ですよ」と言ってもらえて、安心できると思います。

ケース2:付け根のしわの深さが少し違う【心配度:低〜中】

太ももの付け根付近にあるしわの深さが、左右で少し違うというケースもよくあります。

片方は浅いしわなのに、もう片方は深くてはっきりしている、といった感じですね。

これも、基本的には肉付きの違いによるもので、心配いらないことが多いんです。

ただし、片方だけ非常に深いしわがある場合や、他の気になる症状(股関節の開きにくさなど)がある場合は、念のため医師に相談してみるといいかもしれませんね。

赤ちゃんの健診では、医師が触診をしながら総合的に判断してくれるので、その機会にしっかり見てもらうのが安心ですよ。

ケース3:付け根のしわの位置が数センチずれている【心配度:中〜高】

太ももの付け根にあるしわの位置が、左右で数センチずれているというケースは、少し注意が必要かもしれません。

特に、片側だけ明らかに下の方にしわがある場合や、片側に深い追加のしわ(1本多い)がある場合は、股関節脱臼の可能性を考えて、医療機関での確認をおすすめします。

でも、過度に心配しすぎる必要はありませんよ。

前述の通り、精密検査を受けた赤ちゃんの大多数は異常なしという結果なんです。

早めに確認することで、もし本当に問題があったとしても、早期発見・早期治療につながりますから、「念のための確認」という気持ちで受診されるといいと思います。

ケース4:しわの左右差に加えて他の症状もある【心配度:高】

もし、太もものしわの左右差に加えて、以下のような症状がある場合は、できるだけ早く小児科や整形外科を受診することをおすすめします。

  • 股関節を開くときに制限がある(おむつ替えで開きにくい)
  • 左右の脚の長さが明らかに違う
  • 股関節を開いたときにポキポキと音がする
  • 歩き始めた後に脚を引きずるような歩き方をする

これらの症状は、先天性股関節脱臼(発育性股関節形成不全)の兆候として知られているんですね。

特に、女の子、骨盤位(逆子)での出産、家族に股関節脱臼の方がいるなど、リスク因子が2つ以上ある場合は、より注意深く観察することが推奨されています。

でも安心してくださいね。

現在は生後3〜4ヶ月の健診で必ずチェックされますし、早期に発見されれば治療効果も高いとされているんです。

ケース5:健診で指摘されたけど精密検査では異常なし【心配度:解消】

実は、このケースがとても多いんですよ。

乳児健診で太もものしわの左右差を指摘されて、精密検査(超音波検査やレントゲン検査)を受けたけれど、結果は「異常なし」というパターンです。

医療機関の報告によれば、健診で指摘されて精密検査を受けた赤ちゃんの85〜90%は、最終的に異常なしと診断されているんですね。

つまり、しわの左右差だけで「問題がある」と判断されることはほとんどないということなんです。

健診で指摘されると不安になってしまうかもしれませんが、「念のための確認」だったというケースがほとんどですから、あまり心配しすぎないでくださいね。

いつ、どんなときに病院に行くべき?

ここまで読んでいただいて、「結局、うちの子はどうなんだろう?」って思っている方もいらっしゃるかもしれませんね。

それでは、実際にどのようなタイミングで病院に行くべきか、具体的にお伝えしていきます。

定期健診を必ず受けましょう

まず大前提として、生後3〜4ヶ月の乳児健診は必ず受けるようにしてください

この時期の健診では、股関節の発達状態を確認することが標準的な項目に含まれているんですね。

2024年11月の医療機関の記事でも、この時期の健診での股関節チェックの重要性が改めて強調されているんです。

健診では、医師が触診をしながら、太もものしわの状態だけでなく、股関節の開き具合や脚の長さなども総合的に確認してくれます。

自分で判断するよりも、専門家に見てもらうことが一番安心できますよね。

こんなときは健診を待たずに受診を

もし以下のような状況があれば、次の健診を待たずに小児科や整形外科を受診することをおすすめします。

  • おむつ替えのときに、明らかに片方の股関節が開きにくい
  • 泣いているときなど、股関節を動かすと痛がっているように見える
  • 左右の脚の長さが明らかに違う(仰向けで寝かせて足の裏を合わせたとき、膝の高さが違う)
  • 股関節を開閉するときにポキポキ、コキコキという音がする
  • 家族に先天性股関節脱臼の既往歴がある

これらの症状がある場合は、太もものしわの左右差と合わせて、医学的な確認が必要な可能性があります。

でも、不安になりすぎる必要はありませんよ

「念のため確認してもらう」という気持ちで受診してくださいね。

ネットで調べすぎて不安になったときも受診OK

最近の傾向として、ネット検索で情報を得ることで不安が増大して受診する方が増えているそうです。

「調べれば調べるほど心配になってしまって…」という経験、あるかもしれませんね。

そんなときは、専門家に実際に見てもらって「大丈夫ですよ」と言ってもらうことが、一番の安心につながります

多くの医療機関では、こうした親御さんの不安にも丁寧に対応してくれるはずですよ。

「こんなことで受診してもいいのかな…」と遠慮する必要はありません。

赤ちゃんの健康を心配するのは親として当然のことですし、不安を抱えたまま過ごすよりも、専門家に相談して安心する方がずっといいですよね。

自宅でできる観察のポイント

病院に行くまでの間、または健診までの期間、自宅でどのように観察すればいいか知っておくと安心ですよね。

ここでは、自宅でできる観察のポイントをご紹介します。

正しい観察方法

太もものしわを観察するときは、以下のポイントに注意してみてください。

  • 同じ姿勢で比較する:赤ちゃんを仰向けに寝かせて、両足を軽く曲げた状態で観察します
  • 明るい場所で見る:自然光の下など、明るい場所で見ると、しわの状態がよくわかります
  • リラックスしているときに:赤ちゃんが泣いていたり力を入れていたりすると、しわの見え方が変わります
  • 写真を撮っておく:時間の経過とともにどう変化するか、写真で記録しておくと健診のときに医師に見せることもできます

ただし、あまり神経質に毎日観察しすぎると、かえって不安が増してしまうかもしれませんので、ほどほどにしてくださいね。

股関節の動きもチェック

太もものしわだけでなく、股関節の動きも簡単にチェックできますよ。

おむつ替えのときに、両足を優しくカエルのように開いてみてください。

このとき、

  • 左右とも同じくらい開くか
  • 痛がる様子はないか
  • 片方だけ開きにくくないか

といった点を観察してみてくださいね。

もし片方だけ明らかに開きにくい場合は、医師に相談してみるといいでしょう。

ただし、無理に開こうとしないことが大切です。

優しく、自然に開く範囲で確認するようにしてくださいね。

先天性股関節脱臼(発育性股関節形成不全)について知っておこう

太もものしわの左右差で心配されることの一つが、先天性股関節脱臼(最近は発育性股関節形成不全と呼ばれることが多い)ですよね。

この疾患について、少し詳しく知っておくと、より冷静に対応できるかもしれません。

どんな疾患なの?

先天性股関節脱臼とは、股関節の発達に問題があり、太ももの骨(大腿骨)の先端が骨盤から外れやすい状態のことです。

完全に外れている「脱臼」だけでなく、外れかかっている「亜脱臼」や、外れやすい状態の「臼蓋形成不全」なども含まれるんですね。

以前は「先天性」という名前から生まれつきの問題と思われていましたが、実は生まれた後の生活環境も影響することがわかってきて、最近は「発育性股関節形成不全」という名称が使われることが増えているんです。

どのくらいの頻度で起こるの?

日本では約1000人に1〜3人の割合で発生するとされています。

決して珍しい疾患ではないんですね。

ただし、早期に発見して適切な治療を受ければ、ほとんどの場合、正常に近い状態まで改善できるとされているんです。

だからこそ、乳児健診での早期発見が大切なんですね。

リスク因子は?

以下のような要因がある赤ちゃんは、リスクが少し高いとされています。

  • 女の子:男の子の約5〜10倍多いとされています
  • 骨盤位(逆子)での出産
  • 家族歴:両親や兄弟姉妹に股関節脱臼の既往がある
  • 冬生まれ:厚着やきつい抱っこの影響とも言われています
  • 第一子

これらのリスク因子が2つ以上ある場合は、特に注意深く観察することが推奨されているんですね。

でも、リスク因子があっても問題ない赤ちゃんがほとんどですから、過度に心配しないでくださいね。

予防のためにできること

実は、日常生活の中で股関節脱臼の予防につながることがあるんですよ。

  • 正しい抱っこの方法:赤ちゃんの股関節を自然に開いた状態(カエルのような姿勢)で抱っこする
  • おむつ替えやおくるみ:足をまっすぐ伸ばした状態で固定しない
  • 抱っこひもの選び方:股関節を自然に開けるタイプのものを選ぶ

これらは、日本小児整形外科学会などでも推奨されている方法なんですね。

特に、新生児期から生後数ヶ月の間は、股関節に優しい姿勢を心がけるといいですよ。

まとめ:赤ちゃんの太もものしわの数が違っても、ほとんどは心配いりません

ここまで、赤ちゃんの太もものしわの数が違うことについて、詳しく見てきましたね。

最後に、大切なポイントをまとめておきましょう。

赤ちゃんの太もものしわの数が左右で違っていても、ほとんどの場合は正常で心配する必要はありません。

健康な赤ちゃんでも、肉付きや筋肉・脂肪のつき方の個性によって、しわの数・深さ・位置が左右で異なるのは普通のことなんです。

実際に、整形外科医の報告では、太もものしわの左右差で受診する赤ちゃんの9割以上が正常だったとされています。

ただし、以下のような場合は、念のため医療機関での確認をおすすめします。

  • 太ももの付け根近くで、片側に深い追加のしわ(1本多い)がある
  • しわの位置が数センチずれている
  • 股関節の開き制限、脚長差、開脚時の音など、他の症状もある
  • 女児、骨盤位分娩、家族歴などのリスク因子が2つ以上ある

でも、健診で指摘されて精密検査を受けた赤ちゃんの85〜90%は、最終的に異常なしと診断されているということも覚えておいてくださいね。

生後3〜4ヶ月の乳児健診では、必ず股関節の状態をチェックしてもらえますから、定期健診をきちんと受けることが何より大切です。

そして、不安になったときは、ネットで調べすぎるよりも、小児科や整形外科の医師に相談して、専門家の意見を聞くことが一番の安心につながりますよ。

赤ちゃんの成長を安心して見守るために

赤ちゃんの体を観察していると、いろいろなことが気になってしまうのは、親として当然のことですよね。

太もものしわの数が違うことに気づいたあなたは、きっととても愛情深く、丁寧に赤ちゃんを見ているということなんだと思います。

でも、あまり心配しすぎると、赤ちゃんとの楽しい時間を素直に楽しめなくなってしまうかもしれません。

多くの場合、赤ちゃんの太もものしわの左右差は、その子の個性の一つなんですね。

もし本当に何か問題があれば、健診で医師が見つけてくれますし、早期に対応すれば治療効果も高いんです。

ですから、今日からは少し肩の力を抜いて、赤ちゃんのむちむちとした可愛い太ももを、安心して愛でてあげてくださいね。

そして、もし不安が消えないときは、遠慮せずに医療機関を受診してください。

「大丈夫ですよ」という専門家の言葉を聞くだけで、きっと心が軽くなるはずです。

あなたと赤ちゃんが、安心して楽しい毎日を過ごせますように。

赤ちゃんの成長は本当に早いですから、今のこの時期を、できるだけ楽しんでくださいね。