打撲で病院に行くべきか迷う?【知恵袋】

打撲で病院に行くべきか迷う?【知恵袋】

転んでぶつけてしまったり、ドアに強くぶつかったりして、身体にズキズキとした痛みや腫れが出てきたとき、「これって病院に行くべきなのかな?」って迷いますよね。

ちょっとした打撲なら自宅で様子を見ても大丈夫なのか、それとも実は骨折していたらどうしよう…と不安になる気持ち、とてもよくわかります。

この記事では、打撲で病院に行くべきかどうかの判断基準や、受診する際に知っておきたいポイントを、医療機関の情報をもとに詳しくお伝えしていきますね。

あなたの不安が少しでも軽くなって、適切な対処ができるようになればうれしいです。

打撲で病院に行くべきか:結論

打撲で病院に行くべきか:結論

結論からお伝えすると、打撲の症状によって病院に行くべきかどうかは変わってきます

軽い打撲であれば、自宅でのRICE処置(安静・冷却・圧迫・挙上)で1〜2週間ほどで自然に治ることが多いんですね。

でも、次のような症状がある場合は、速やかに整形外科を受診することが推奨されています

  • 関節が動かせない、または動かすのが非常につらい
  • 内出血(あざ)が広範囲に広がっている、または盛り上がっている
  • 腫れが急速に悪化している
  • 頭部・胸部・腹部を打った後に、意識障害や吐き気、呼吸困難、激しい痛みがある

これらの症状は、骨折や靭帯損傷、血管損傷、さらには内臓損傷の可能性を示しているかもしれないんですね。

自己判断で「大丈夫だろう」と放置してしまうと、後々症状が悪化したり、治りが遅くなったりするリスクがあるんです。

なぜ打撲で病院に行くべきケースがあるのか

打撲と骨折・靭帯損傷の見分けが難しい

打撲と骨折や靭師損傷は、見た目の症状がとても似ているんですよね。

どちらも痛みや腫れ、内出血が出るので、「ただの打撲だろう」と思っていたら実は骨折していた、というケースも少なくないんです。

特に高齢者の方は、骨がもろくなっているため、軽い衝撃でも骨折しやすいとされています。

整形外科では、問診や触診に加えて、レントゲンやエコー、必要に応じてMRIやCTなどの画像診断を行って、正確に診断してくれるんですね。

自分では判断しづらいからこそ、専門家に診てもらうことが大切なんです。

血管損傷や内臓損傷のリスク

打撲の中でも、特に注意が必要なのが血管損傷や内臓損傷です。

内出血が広範囲に広がっていたり、腫れがどんどん大きくなったりする場合、血管が傷ついて内部で出血が続いている可能性があるんですね。

また、頭部を打った場合は脳内出血、胸部や腹部を打った場合は肺や肝臓などの内臓が損傷している危険性も考えられます。

こうした症状が出たときは、すぐに医療機関を受診することが命を守ることにつながるんです。

「様子を見よう」と思っているうちに、症状が急変することもあるので、早めの行動が大切なんですね。

初期治療の重要性

打撲の治療において、初期の対応がその後の治り具合を大きく左右するとされています。

受傷後すぐにRICE処置を行うことで、炎症や腫れを最小限に抑えることができるんですね。

でも、適切な処置をせずに放置してしまうと、痛みが長引いたり、可動域が制限されたり、慢性的な後遺症が残ったりすることもあるんです。

病院では、医師が症状に応じて適切な固定や薬の処方、リハビリの指導をしてくれるので、早めに受診することで回復がスムーズになる可能性が高いんですね。

高齢者や持病がある方への配慮

高齢者の方や、糖尿病などの持病がある方は、打撲の治りが遅かったり、合併症が起こりやすかったりすることがあるんです。

骨粗しょう症の方は骨折のリスクが高く、血液をサラサラにする薬を飲んでいる方は、内出血が広がりやすいとも言われています。

こうした方は、軽い打撲でも念のため医療機関で診てもらうことが推奨されているんですね。

自分の身体の状態をよく知っている主治医に相談するのも良いかもしれませんね。

具体的にこんな症状があったら病院へ

関節が動かせない・動かしづらい

打撲した部位の関節が動かせなかったり、動かすと激しい痛みがある場合は要注意です。

これは骨折や靭帯の損傷、腱の断裂などが起きている可能性があるんですね。

例えば、手首をぶつけた後に手が握れない、足首をひねった後に歩けないといった症状があれば、速やかに整形外科を受診しましょう

無理に動かそうとすると、さらに損傷を悪化させてしまうこともあるので、動かさずに安静にして病院へ向かうことが大切なんです。

内出血が広範囲・盛り上がっている

打撲によるあざ(内出血)が広い範囲に広がっていたり、皮膚が盛り上がってコブのようになっている場合も注意が必要です。

これは血管が大きく損傷して、内部で出血が続いている可能性があるんですね。

特に、時間が経つにつれて腫れやあざがどんどん大きくなる場合は、すぐに医療機関を受診してください

血腫(血のかたまり)ができている場合、医師が針で抜いたり、場合によっては手術で取り除く必要があることもあるんです。

早めに対処することで、痛みや腫れを早く引かせることができますよ。

頭部・胸部・腹部の打撲で特殊な症状がある

頭部、胸部、腹部といった身体の中心部を打った場合は、特に慎重に判断する必要があるんですね。

頭を打った後に、意識がもうろうとする、激しい頭痛や吐き気がする、めまいがするといった症状があれば、脳神経外科を受診しましょう。

胸を打った後に呼吸が苦しい、激しい痛みがある場合は、肋骨骨折や肺の損傷が疑われます。

お腹を打った後に激しい痛みや吐き気、血尿が出る場合は、内臓損傷の可能性があるので、消化器科や泌尿器科の受診が必要かもしれません。

これらの症状がある場合は、救急車を呼ぶことも検討してください

命に関わることもあるので、「大げさかな?」と思わずに、迷わず行動することが大切なんです。

痛みや腫れが1〜2週間続いている

軽い打撲であれば、1〜2週間ほどで痛みや腫れが引いてくることが多いとされています。

でも、それ以上経っても症状が改善しない場合は、骨折や靭帯損傷が隠れている可能性があるんですね。

もしくは、炎症が慢性化していたり、別の問題が起きていたりすることも考えられます。

「そのうち治るだろう」と放置せずに、整形外科で一度しっかり診てもらうことをおすすめしますよ。

早めに適切な治療を受けることで、長引く痛みから解放されるかもしれませんね。

高齢者やお子さんの場合

高齢者の方やお子さんは、打撲の症状を正確に伝えられなかったり、重症度を自分で判断しづらかったりすることがあります。

高齢者の方は、先ほどもお伝えしたように骨折のリスクが高いので、軽い打撲でも念のため受診しておくと安心ですよね。

お子さんの場合も、泣いて痛がっているだけなのか、本当に重症なのか判断が難しいことがあります。

特に頭を打った場合は、後から症状が出ることもあるので、様子をよく観察して、少しでも気になることがあれば病院に連れて行ってあげてください

病院に行く前に知っておきたいこと

何科を受診すればいいの?

打撲の場合、基本的には整形外科を受診するのが一般的です。

整形外科では、骨や筋肉、靭帯などの運動器の専門的な診断と治療を行ってくれるんですね。

ただし、頭部を打った場合は脳神経外科、胸部や腹部を打って内臓の損傷が疑われる場合は、消化器科や救急外来を受診することになります。

どの科に行けばいいか迷ったときは、まず整形外科か、総合病院の救急外来に相談してみると良いかもしれませんね。

病院ではどんな検査をするの?

病院では、まず医師が問診と触診で症状を確認してくれます。

「いつ、どこで、どのようにぶつけたのか」「どんな症状があるのか」を詳しく聞かれるので、わかる範囲で伝えてくださいね。

その後、必要に応じて画像診断が行われます。

  • レントゲン:骨折の有無を確認するために最もよく使われます
  • エコー(超音波検査):筋肉や靭帯、血腫の状態を見ることができます
  • MRI・CT:より詳しい内部の状態を調べる必要がある場合に行われます

2026年現在では、こうした画像診断を即日行える医療機関が増えているので、その日のうちに診断結果がわかることも多いんですね。

治療はどんなことをするの?

打撲の治療は、基本的には保存療法が中心になります。

RICE処置を継続しながら、痛み止めや湿布の処方、必要に応じて患部の固定が行われるんですね。

炎症が落ち着いてきたら、温熱療法やリハビリで可動域を回復させていく流れになります。

重度の血腫ができている場合や、組織の損傷が大きい場合は、手術が必要になることもありますが、多くの場合は保存療法で治ることが多いとされています。

医師の指示に従って、焦らずゆっくり治していくことが大切なんですね。

治るまでどのくらいかかるの?

打撲の治癒期間は、症状の程度によって変わってきます。

軽度の打撲であれば、1〜2週間ほどで痛みや腫れが引いてくることが多いです。

中等度から重度の打撲の場合は、4〜6週間ほどかかることもあるとされています。

治療中は、医師の指示に従って安静にしたり、リハビリを行ったりすることで、回復を早めることができるんですね。

焦って無理をすると、かえって治りが遅くなることもあるので、自分の身体の声を聞きながら、無理のないペースで回復を目指しましょう。

自宅でできる応急処置:RICE処置とは

Rest(安静)

打撲した部位をなるべく動かさず、安静にすることが大切です。

無理に動かすと、損傷が広がったり、炎症が悪化したりすることがあるんですね。

特に受傷直後は、患部に負担をかけないようにしましょう。

Ice(冷却)

打撲直後から48時間程度は、冷やすことで炎症や腫れを抑えることができます。

氷や保冷剤をタオルで包んで、15〜20分ほど患部に当ててください。

直接氷を当てると凍傷になることがあるので、必ずタオルなどで包んでくださいね。

1〜2時間おきに繰り返すと効果的とされています。

Compression(圧迫)

弾性包帯などで患部を軽く圧迫することで、内出血や腫れの広がりを抑えることができます。

ただし、強く締めすぎると血流が悪くなってしまうので、指先が冷たくなったりしびれたりしないように注意してください

Elevation(挙上)

患部を心臓よりも高い位置に上げることで、血液やリンパ液の流れを良くして、腫れを軽減できるんですね。

足を打った場合はクッションなどで足を高くして休む、腕を打った場合は椅子の肘掛けなどに乗せるといいですよ。

まとめ:打撲で病院に行くべきか迷ったら

打撲で病院に行くべきかどうかは、症状によって判断することが大切なんですね。

軽い打撲であれば、自宅でのRICE処置で様子を見ても大丈夫なことが多いです。

でも、次のような症状がある場合は、迷わず整形外科を受診しましょう

  • 関節が動かせない、または動かすのが非常につらい
  • 内出血が広範囲、または盛り上がっている
  • 腫れが急速に悪化している
  • 頭部・胸部・腹部の打撲で特殊な症状がある
  • 1〜2週間経っても痛みや腫れが引かない
  • 高齢者やお子さんの場合

打撲と骨折や靭帯損傷は見分けが難しく、自己判断で放置すると後々悪化することもあるんです。

初期の適切な治療が、その後の回復を大きく左右するので、少しでも不安があれば専門家に診てもらうことをおすすめします

整形外科では、レントゲンやエコーなどの画像診断で正確に状態を確認してくれますし、適切な治療やリハビリの指導も受けられますよ。

あなたの健康を一番に考えて

打撲って、日常生活の中で誰にでも起こりうることですよね。

「これくらい大丈夫だろう」と我慢してしまう気持ちもわかりますが、あなたの身体はとても大切なものです。

少しでも「おかしいな」「痛みが強いな」と感じたら、遠慮せずに医療機関を受診してくださいね。

早めに診てもらうことで、安心できますし、もし何か問題があっても早期に対処できるんです。

あなた自身の健康を一番に考えて、無理をせず、適切なタイミングで病院へ行く選択をしてください。

この記事が、あなたの不安を少しでも軽くして、適切な判断のお役に立てればうれしいです。

どうか、お大事になさってくださいね。