
「RSウイルスにかかったら保育園を何日休ませるべき?熱が下がったから大丈夫?」と不安に思う保護者の方へ。
この記事では、厚生労働省の最新ガイドラインに基づく登園基準や、保育園ごとのルールの違いを解説します。
実際にあった事例を交え、『いつから登園していいのか』の判断材料を具体的にお伝えします。
症状が改善した後も気をつけるポイントや、兄弟姉妹感染を防ぐ方法まで網羅。
あなたの不安を解消し、スムーズな保育園復帰のサポートをいたしますね。
RSウイルス感染後は熱と呼吸器症状の消失で登園可能

RSウイルスに感染した場合、保育園を休む期間に法的な出席停止期間は定められていません。
登園の可否は症状の改善具合で判断することが基本です。
熱が下がり、咳や鼻水などの呼吸器症状が消失し、普段通りの活動ができる元気な状態になってから登園しましょう。
ただし、保育園ごとに独自のルールがあるため、事前に確認することが重要です。
RSウイルスの感染特性が登園基準を決める
RSウイルスは乳幼児を中心に感染が広がるウイルスです。
なぜ法的な出席停止期間が設けられていないのか、その背景を詳しく解説します。
厚生労働省が示す健康観察の3条件
厚生労働省のガイドラインでは、登園再開の目安を以下の3点に絞っています。
- 熱が完全に下がっていること
- 咳や鼻水などの呼吸器症状が消失していること
- 普段通りの活動が可能で元気な状態であること
特に1歳未満の乳児は重症化リスクが高いため、呼吸が苦しそうな場合はすぐに医療機関を受診してください。
年長児は風邪のような軽症で済むことが多く、無自覚にウイルスを拡散する可能性もあります。
保育園ごとのルール差が生じる理由
保育園によっては、医師の診断書提出や7日間の経過観察を求める場合があります。
これは、園内で乳幼児が多数いる環境を考慮し、感染拡大を防ぐための自主的なルールです。
例えば、以下のようなケースが報告されています。
- 乳児クラスが多い園:発症後7日間の休園を推奨
- 年長児メインの園:熱が下がり元気であれば3日後から登園可
- 混合クラスの園:医師の診断書を提出で登園許可
事前に園の方針を確認し、子どもの症状とルールを照らし合わせることが大切です。
感染拡大防止の社会的責任
RSウイルスは1歳までに50~70%、2歳までにほぼ100%の乳幼児が感染する一般的なウイルスです。
しかし、生後6ヶ月未満の乳児が感染すると細気管支炎や肺炎を引き起こすリスクが高まります。
保育園での流行時には、年長児も症状が軽くても休養することが推奨されています。
これは、乳幼児を守るための社会的配慮であり、感染拡大防止の観点から重要です。
RSウイルス感染後の登園判断をめぐる実際のケース
理論だけでなく、実際の家庭や保育園での判断事例をご紹介します。
似たような状況に陥った際の参考にしてください。
例1:1歳児が軽症で回復したケース
1歳2ヶ月の男の子がRSウイルスに感染し、発熱と鼻水の症状が出ました。
保育園からは「熱が下がり、元気で食事が取れたら登園可」との連絡があり、以下の経過で対応しました。
- 発症1~3日目:38.5℃の発熱、鼻水多量のため自宅療養
- 発症4日目:熱が37℃台に下がるも、鼻水が続くため休養
- 発症5日目:鼻水がほとんどなくなり、元気に遊ぶため登園
この場合、保育園が定める「呼吸器症状の消失」を5日目で満たしたため、問題なく登園できました。
医師の診断書は不要でしたが、登園届に「RSウイルス感染」と記載して提出しました。
例2:兄弟が次々と感染した家庭の対応
3歳の長男がRSウイルスにかかり、その後1歳の次男も発症したケースです。
保育園からは「兄弟の感染状況を報告してください」との連絡があり、以下のように対応しました。
- 長男:発症4日目に熱と咳が消失し登園
- 次男:発症7日目まで症状が続き、保育園から8日目からの登園を指示
- 長男再感染:次男の感染後3日で再発症し、2度目の休園
兄弟姉妹間の感染は非常に起こりやすいため、手洗い・咳エチケットの徹底が必須です。
保育園側も兄弟の感染状況を把握し、乳児クラスの保護に努めていました。
例3:保育園の独自基準で7日間の休養を求められた事例
1歳半の女の子がRSウイルスに感染し、発症3日目で熱が下がりました。
しかし、保育園からは「園内に乳児が多数在籍するため、7日間の休園を必須とする」との連絡が入りました。
以下がその経緯です。
- 発症3日目:熱が36.8℃に下がるも、鼻水が続く
- 保育園への相談:「登園可能か?」→「7日間の経過観察が必要」との回答
- 発症7日目:症状がほぼ消失し、医師の診断書を添えて登園
この保育園では「乳児クラスへの感染リスク回避」を最優先しており、
厚生労働省のガイドラインよりも厳格なルールを適用していました。
医師の診断書は必須ではありませんでしたが、提出することでスムーズな対応ができました。
RSウイルス感染後の登園判断のまとめ
RSウイルス感染後の保育園登園判断について、重要なポイントを再確認しましょう。
- 法的な出席停止期間はなく、症状の改善が基準
- 保育園ごとに独自ルールがあるため、事前確認が不可欠
- 発症から5~7日程度が一般的な休養目安
- 乳児クラスが多い園では、より長い休養期間を求める場合あり
- 兄弟姉妹間の感染拡大に特に注意が必要
登園の可否を判断する際は、子どもの症状の変化を日記につけながら観察してください。
保育園とのコミュニケーションを密にし、不安があれば医療機関に相談しましょう。
保護者の不安を和らげる一歩
「RSウイルスで保育園を休ませていいのか」と悩む気持ちは、どの保護者も経験する不安です。
しかし、子どもの健康を最優先する判断は、正しい選択なのです。
保育園側も感染症対策を理解しており、
丁寧に状況を説明すれば理解と協力を得られるでしょう。
今日からできる対策として、手洗いの徹底と保育園ルールの確認を始めてみてください。
子どもの健やかな成長のために、一歩ずつ進んでいきましょう。