生命保険 毎月いくら払ってる?実際の相場と自分に合った金額を知る【知恵袋】

生命保険 毎月いくら払ってる?実際の相場と自分に合った金額を知る【知恵袋】

「生命保険って毎月いくらくらい払うのが普通なんだろう?」
そう思ったことはありませんか?
実は、生命保険の月額は個人差が大きく、男性と女性、年代、家族構成によって大きく異なります。
この記事では、実際のデータから生命保険の相場を詳しく解説し、自分たちの家計に合った適切な保険料の決め方をお伝えします。
記事を読めば、「我が家の保険料は適正か」を判断できるようになりますよ。

結論:生命保険の月額は平均で1.5万~3万円、個人差が非常に大きい

結論:生命保険の月額は平均で1.5万~3万円、個人差が非常に大きい

生命保険の毎月の支払額について、最初に結論からお伝えします。

日本の生命保険(民間生保・かんぽ・共済などを含む)では、多くの人が月1.5万~3万円前後を支払っているケースが中心です。
ただし、これは平均値であり、性別・年代・家族構成・保険の種類によって大きく変動します。

男性の平均は月約2.0万円、女性の平均は月約1.4万円となっており、世帯単位で見ると月2万~3万円程度が一つの目安となります。

なぜ生命保険の支払額にこんなに差があるのか?

1. 性別によって保険料が異なる理由

生命保険の保険料は、男性と女性で大きく異なります。
その理由は、統計的に男性の寿命が女性より短い傾向にあるためです。

保険会社は、男性が死亡するリスクが女性よりも高いと判断し、男性の方が高い保険料を設定しています。

  • 男性の平均:1年間約23.4万円(月約2.0万円)
  • 女性の平均:1年間約16.8万円(月約1.4万円)

つまり、同じ保障内容でも、女性の方が約30%安い保険料で加入できるということですね。

2. 年代による支払額の違い

生命保険の保険料は、加入者の年齢によって大きく変わります。
年齢が高いほど、一般的に保険料は高くなる傾向にあります。

これは、年齢が高いほど死亡や病気になるリスクが上がるため、保険会社がより高い保険料を設定するためです。

30代の保険料相場

  • 30代男性:年間約19.9万円(月約1.65万円)
  • 30代女性:年間約14.0万円(月約1.16万円)
  • 夫婦2人(40歳未満):年間約21万円(月約1.75万円)

40代の保険料相場

  • 40代全体の平均:月約1.85万円
  • 40代男性:月約2.12万円
  • 40代女性:月約1.58万円
  • 最も一般的なボリュームゾーン:月1.5万~2.5万円

3. 家族構成による支払額の違い

家族構成は、必要な保障額を決める大きな要因です。
配偶者や子どもがいる場合、保障額が大きくなるため、月額保険料も高くなります。

40代の例における家族構成別の目安

  • 独身:月1.2万~1.8万円程度
  • 夫婦のみ:月1.65万~2.38万円程度
  • 子ども2人以上:月2.12万~3.15万円程度

子どもがいる世帯では、親が亡くなった場合の子どもの生活を守る必要があるため、自動的に保障額(そして保険料)が高くなるわけです。

4. 保険の種類による大きな違い

同じ「生命保険」という名目でも、保険の種類によって月額は大きく異なります。
これが、保険料にばらつきが出る最も大きな理由の一つです。

掛け捨て型・定期保険

定期保険は、一定期間だけ死亡保障があり、満期を迎えると保障が終わる保険です。
貯蓄性がないため、保険料が最も安くなります。

  • 月額:約2,500円程度
  • 特徴:コスパが良く、若い子育て世帯に人気

貯蓄型・終身保険

終身保険は、一生涯の死亡保障があり、解約すると返戻金(戻り金)が得られる保険です。
貯蓄性があるため、定期保険よりもはるかに高い保険料になります。

  • 月額:約1.9万円程度
  • 特徴:同じ死亡保障でも、定期保険の約8倍の月額になる例もある

5. 年収による支払額の影響

世帯年収も、生命保険料に影響を与える要因です。
年収が高いほど、より大きな保障が必要と判断されるため、保険料も高くなります。

世帯年収 平均年間保険料 月額換算
300万~700万円 約30万~32万円 月約2.5万円前後
1,000万円以上 約57.9万円 月約4.8万円

年収1,000万円以上の世帯では、月4.8万円程度の保険料を支払っているケースが一般的です。
これは年収が低い世帯に比べて、約2倍の保険料になっていますね。

具体例:様々なシーン別の保険料

具体例1:30代独身男性の場合

30代の独身男性が、掛け捨ての定期保険(死亡保障1,000万円)に加入した場合を考えてみます。

  • 月額保険料:約3,000~5,000円
  • 年間払込:約36,000~60,000円
  • 特徴:自分の死後に遺族を扶養する責任がないため、保障額が少なくて済む

独身の場合、万が一のことがあっても扶養すべき家族がいないため、比較的安い保険料で十分です。

具体例2:35歳既婚男性(妻、子ども2人)の場合

35歳の既婚男性が、妻と子ども2人を扶養している場合を考えます。
この場合、より大きな死亡保障が必要になるため、保険料が大きく跳ね上がります。

  • 掛け捨て定期保険(死亡保障3,000万円):月約1.2万円程度
  • 貯蓄型終身保険(死亡保障1,000万円):月約1.8万~2.2万円程度
  • 定期保険+終身保険の組み合わせ:月約2.0万~3.0万円程度

このケースでは、子どもの教育費や配偶者の生活費をカバーするために、より大きな保障が必要になるため、月2万~3万円程度の支払いが一般的です。

具体例3:45歳既婚女性(配偶者あり)の場合

45歳の既婚女性が生命保険に加入する場合、男性よりも低い保険料で加入できます。

  • 掛け捨て定期保険(死亡保障2,000万円):月約6,000~8,000円程度
  • 貯蓄型終身保険(死亡保障500万円):月約1.0万~1.3万円程度
  • 定期保険+終身保険の組み合わせ:月約1.2万~1.8万円程度

女性の場合、統計的に寿命が長いため、同じ保障内容でも男性より安い保険料で加入できるのが特徴です。

自分たちにぴったり合った保険料の決め方

「では、自分たちの場合はいくら払うべきなのか?」という疑問が出てくると思います。
保険料の決め方には、明確なルールがあります。

目安1:年収に対する保険料の割合

生命保険業界では、「生命保険料は手取り年収の5~7%程度が目安」とされています。

計算例:手取り年収400万円の場合

  • 年間保険料の目安:400万円 × 5%~7% = 20万~28万円
  • 月額保険料の目安:約1.7万~2.3万円

この5~7%という数字は、生活に無理のない範囲で十分な保障を準備するための目安です。
年収が高い人でも、保険料が家計を圧迫しすぎないように注意が必要です。

目安2:必要保障額から逆算する方法

より正確な保険料を決めるには、自分たちにとって本当に必要な保障額を計算することが重要です。

必要保障額の計算式

必要保障額 = (配偶者の生活費 + 子どもの教育費 + 住宅ローン残高など) - 現在の貯金額

  • 配偶者の生活費:配偶者が働けない場合、何年分の生活費が必要か
  • 子どもの教育費:子ども1人あたり約1,000万~1,500万円程度
  • 住宅ローン残高:まだ返済中であれば含める
  • 現在の貯金額:すでにある程度の貯金があれば差し引く

例えば、子どもが2人いて、合計2,000万円の保障が必要な場合、掛け捨ての定期保険なら月約1万円程度で準備でき、その他の保険でカバーするという方法が効率的です。

目安3:人生ステージに合わせた見直し

生命保険は、加入後もずっと同じ金額を払い続ける必要はありません。
人生のステージが変わるタイミングで、必要な保障額も変わります。

見直しのタイミング例

  • 結婚時:配偶者の生活を守るため、保障を増やす
  • 出産時:子どもの養育費をカバーするため、保障をさらに増やす
  • 子どもが独立したとき:養育費の必要性が減るため、保障を減らす
  • 50代後半:貯金が増えれば、保障額を減らせる
  • 退職時:死亡保障より医療保障にシフト

固定的に「月3万円払う」のではなく、人生の変化に合わせて柔軟に調整することが、無駄のない保険活用につながります。

生命保険料が高い人と安い人の違い

保険料が安い人の特徴

  • 掛け捨ての定期保険を選んでいる
  • 必要な保障額を正確に計算している
  • 若い年齢で加入している
  • 健康状態が良好
  • 不要な特約をつけていない

保険料が高い人の特徴

  • 貯蓄型の終身保険や養老保険に加入している
  • 実際の必要保障額より多めに加入している
  • 保険と貯蓄の役割を混同している
  • 複数の特約(医療保障、がん保障など)をつけている
  • 年代が高い

重要なポイント

保険料が高い=良い保険ではありません。
自分の人生設計に合った、必要十分な保障を適正な価格で準備することが最も大切です。

世帯別平均データまとめ

カテゴリー 平均月額 年間換算
男性全体平均 月約2.0万円 年約23.4万円
女性全体平均 月約1.4万円 年約16.8万円
1世帯あたりの平均 月約3.2万円 年約38.2万円
30代男性 月約1.65万円 年約19.9万円
30代女性 月約1.16万円 年約14.0万円
40代平均 月約1.85万円 -
世帯年収300~700万円 月約2.5万円 年約30~32万円
世帯年収1,000万円以上 月約4.8万円 年約57.9万円

まとめ:生命保険の月額は1.5万~3万円が相場、ただし自分たちの人生設計で決める

生命保険の毎月の支払額について、データをもとに詳しく説明してきました。
最後に、重要なポイントをまとめます。

■ 生命保険料の相場

  • 個人で見ると:男性月1.5~2万円、女性月1~1.5万円
  • 世帯で見ると:月2~3万円前後が一つの目安
  • 最も多いボリュームゾーン:月1.5~2.5万円

しかし、「平均いくら」という情報だけで、自分たちの保険料を決めるのは危険です。
なぜなら、保険料は以下の複数の要因に影響されるからです。

  • 性別(男性の方が高い傾向)
  • 年齢(高いほど高い傾向)
  • 家族構成(家族が多いほど高い傾向)
  • 保険の種類(貯蓄型は掛け捨て型の約8倍)
  • 年収(高いほど保障額が大きい傾向)

自分たちに合った適正な保険料は、「手取り年収の5~7%程度」を目安に、実際の必要保障額から逆算して決めるのが最も合理的です。

また、保険料は人生のステージの変化に合わせて、定期的に見直す必要があります。
結婚、出産、住宅購入、子どもの独立、退職など、人生の大きな変化があったときが見直しのタイミングです。

自分たちの保険料を見直すために、今できること

「自分たちの保険料は本当に適正か、確認したい」という方へ向けて、実践的なステップをお伝えします。

ステップ1:現在の保険内容を整理する

まずは、今加入している保険の内容を書き出してみてください。

  • 保険の種類(定期保険?終身保険?)
  • 死亡保障額
  • 月額保険料
  • つけている特約
  • 残りの保障期間

ステップ2:自分たちにとって必要な保障額を計算する

以下のポイントを考慮して、実際に必要な保障額を計算してみましょう。

  • 配偶者が亡くなった場合、何年生活を支えられる貯金があるか
  • 子どもが何人いて、養育費がいくら必要か
  • 住宅ローンが残っていないか
  • 現在の貯金額はいくらか

ステップ3:プロに相談する

計算が複雑に感じたら、保険のプロに相談することをお勧めします。
多くの保険代理店や保険相談窓口は、無料で相談に応じてくれます。

この際、複数の専門家に相談することで、より客観的なアドバイスが得られます。

背中を押す:適正な保険で、安心の人生を

生命保険について「毎月いくら払ってるのが普通?」という疑問から始めた方も多いと思います。

ただ、「平均いくら」を参考にするのは大切ですが、最も重要なのは「自分たちの人生に合った保険か」という点です。

保険料が安いことだけを重視して、いざという時に十分な保障がなければ意味がありません。
一方で、必要以上に高い保険料を払い続けるのも、家計に無駄が生じます。

今のあなたの人生設計の中で、「本当に必要な保障」を「適正な価格」で準備することが、最も理想的な保険活用です。

この記事で紹介したデータと計算方法を参考に、ぜひ一度、自分たちの保険を見直してみてください。
その時に、「これならいざという時も家族を守れる」という安心感が得られれば、その保険料は最適な投資と言えるでしょう。

保険は、決して「必要経費」ではなく、「大切な家族の未来を守る、心強い味方」です。
あなたと家族の人生を守るために、今この瞬間に正しい選択をしてください。

キーワード: 生命保険 毎月いくら払ってる